これから会社を辞めようとしている人へ

会社の辞め方&退職理由

「会社を去ろう!」と決意した時は、マイナス感情とプラス感情が入り混じった状態です。
マイナス感情とは、現状への不満(給料が安い・能力に見合った職務を与えてもらえない等・・・)
プラス感情とは、次の職場への期待(やりがいの追求・新しい出会い等・・・)

そして、会社を辞める時には固い意志が必要です。
その固い意志を作るのは、退職理由。
ここでは退職理由の考え方を3ステップで解説します。

①辞める理由を箇条書きに書き出してみる
  誰に見せるモノでもないので本音で書き出してください。

②退職理由の選別
  上記で箇条書きした中から、対外的に話しても問題ない項目と絶対に他人に話せない項目を選別。

③3パターンの退職理由を作成
  1つ目は上司や会社向けの退職理由
  2つ目は同僚向けの退職理由
  3つ目は親友や家族向けの退職理由

悩む女性

上司向けの退職理由は、ポジティブなものが良いです。
例え現職に対して不平不満が強くて会社を去るとしても、「○○をやりたいから、会社を辞めます。」と部下に言われると引き留めようがないのです。
会社に対する不満を退職理由にしてしまうと、引き留めや処遇改善交渉に持ち込まれてズルズルしてしまいがちなので気を付けてください。

また、同業界へ転職するのであれば現在の同僚は非常に心強い社外のネットワークになります。
これは転職者のみの武器です。
ですから、その事を意識してやはりポジティブな転職というイメージで去った方が無難です。

本音を言ってしまってもいいのは、家族や学生時代の友人といった利害関係のない人間関係だけです。

辞表の書き方&提出タイミング

冒頭では、会社を辞める時には退職理由が必要だと言いましたが、辞表に退職理由を書く必要はありません
あくまでも辞表は、簡潔に辞意を伝えるだけで大丈夫です。

書面上の退職理由は、「一身上の都合」と記載するのみ
具体的な内容は記載しません。
下記に退職届のサンプルを記載しておきますので、参考にしてください。

退職届サンプル

提出タイミングは、直属上司に辞意を伝える時です。
退職届を提出すると「なぜ辞めるんだ?」と聞かれるので、その時に冒頭で考えていただいた上司向けの退職理由を伝えましょう。

【関連する参考ページ】

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