仕事に疲れて行き詰っている人に伝えたいアドバイス

通勤電車に乗ると、生気を失っている人の多さに驚く。
隣人に寄りかかり自分の足で立つ事すら放棄している。
目を閉じて電車の揺れに身を任せるだけ。
押しつぶされそうになるとシカメ面をするので、起きてはいるのだろう。

仕事に疲れ果てたサラリーマン。
あと何十年この状況を繰り返すのだろうか?

悲惨だと感じている現状は、過去に自分が歩んできた道の途中結果。
これから先どう歩んで行ったらいいのか悩んでいる人には、「捨てる」「辞める」という事を強く意識してみる事をアドバイスする。

消費社会から意図的に離脱する

テレビ視聴

意識することなくボケーっとテレビや雑誌を見ていると、「あれ買いたい、これも欲しい」となる。
これらの媒体は欲望刺激装置だから、消費を刺激する事に存在価値がある。

もっというと資本主義社会って、欲望を前提に成り立っている。
だから現代人が物欲まみれなのは、ごく自然な状況。

でも自分の人生を主体的に生きたいならば、なるべく無駄なお金は使わないようにするべき。
資本主義社会で搾取する側の人達(資本家)が用意する甘い誘惑を断ち切るのです。

日々の生活費を切り詰めるという節約とは次元が違うのはお気づきですか?
「精神レベルの変換」「いままでの生き方を変える事への挑戦」が必要です。

徐々にでいいので、自らの物欲をコントロールして消費社会から身を引いていきましょう。

消費社会から離脱すると、時間の使い方も変わる

消費社会から離脱してみると、テレビが本当にくだらないものに思えてくる。
スポンサーの意向に沿った番組作りで、消費意欲を喚起するTV局に嫌悪感さえ抱くようになる。

ドラマの中の高級住宅街に住む4人家族の週末は、バーバリーの洋服を着てBMWに乗りイタリアンレストランへ食事に行く。
アホか!
見てられない。
テレビを消すのではなく、捨ててしまおう。
NHKの受信料も浮く。

テレビを捨てて、本を読む、自分の頭で考える時間にあてる、家族や友人との会話の時間を増やす。
もしくは良質な睡眠時間を増やすというのも、長い人生ではかならずプラスに作用する。

時間の使い方が変わると、交友関係も変わる

テニスクラブ

時間の使い方を変えてみると、交友関係も変わる。
それほど時間の使い方って人生に影響を及ぼす。

例えば、毎週金曜日にほぼ定例となっていた職場の人達との飲み会を断ってみる。
その浮いたお金と時間を、自分の健康へ投資する。

例えば地元のテニスクラブへ通ってみる。
するとそこには、年代も職業も異なる人達がいる。
新しい交流の場へ積極的に参加してみると、地元に知り合いが増えてくる。
寝る為だけに帰っていた地元を意識しだすと、新しい発見もある。

社会人になってから新しい友人関係を築くというのは難しいけど、共通の趣味や興味関心があれば大丈夫。
いままで惰性で浪費してきた時間を見直して、体が前のめりに動く趣味時間を確保する事へシフトしよう。

まとめ&断舎利のすすめ

これまで述べてきた事の復習。
まとめると下記3点に集約される。

  • 消費生活から離脱して精神のパラダイムシフトを進める
  • 時間の使い方を変えて、主体的な活動へシフトする
  • マンネリ化した人間関係を整理して、趣味を中心とした交友関係を持つ

仕事に疲れたら、この一連の流れを試して欲しい。
本気で取り組めば人生観が変わるはず。

そして活力が戻ってきたら、また仕事を頑張れば良い。
もしくは、そのまま仕事はほどほどにして、プライベートを充実させる事に精を出しても良い。

とにかく今一番やらねばならないのは、現状からの脱出。
それには悪い習慣を断ち切る事!

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