社会復帰への焦る気持ちを抑えながらの転職活動

派遣社員→正社員への転職を成功させたDさんの談話

顔司会役

まずはプロフィール紹介をお願いします。

経理Dさん

私は5年前の出産を機に前職を退社。
しばらくは専業主婦として家庭に入り、4年後の36歳の時に輸入業者の派遣社員として再就職。
その2年後に食品加工卸会社の経理職に正社員として転職しました。

顔司会役

このご時勢、職歴にブランクのある女性が正社員として採用されるのは難しいと思うのですが・・・
採用の決め手となったDさんならではのポイントは何だったのですか?

経理Dさん

短大を卒業してから、ずーっと経理職だったというのはポイントかもしれません。
派遣会社でも経理の仕事をしていました。
でも特別な才能はないし、資格も簿記2級なので一般的なレベルです。

顔司会役

再就職への第一歩として、派遣社員を選んだことには意味はあるのですか?

経理Dさん

実は再就職を考え始めた時から、正社員で働きたかったんです。
でも、社会復帰できるか不安だったので、最初は派遣社員を選択しました。
1年間派遣社員として働いてみて、家事と育児と仕事のバランスを調整してみたのです。

顔司会役

すごく計画性がありますね~。
派遣社員をやりながらの転職活動は苦労したのでは?

経理Dさん

転職活動をする為の時間を確保するのに苦労しました。
正社員への挑戦は、40代になると不利になると思ったのです。
だから30代のうちに正社員の仕事を確保しておこうという焦りもあって、最後は少し無理もしました。
そのせいでかなり家事は手抜きになりましたが、主人が協力してくれたので何とかなったようなものです。

顔司会役

リクルートエージェントの担当者にはどのような相談をしたのですか?

経理Dさん

私の主な相談テーマは、女性が働きやすい職場を探してくれというモノです。
でも、それ以外にも色々わがまま言わせてもらいましたよ(笑)
よく辛抱して私に付き合ってくれたと思います。

顔司会役

それではリクルートさんをフル活用されたんですね。
他のサービス会社も利用してみましたか?

経理Dさん

ありとあらゆる所に登録して、求人情報は自分でも探しました。
自分で探した求人をリクルートの担当者に見せて、相談にのって貰ったこともあります。

顔司会役

具体的にはどのような求人サイトが良かったですか?

経理Dさん

「はたらいく」とか「リクナビネクスト」は、自分に適した求人を探すのにとても便利でした。
登録すればマイページを持つ事が出来て、転職支援ツールを使えます。

顔司会役

最後に、これから再就職を目指す主婦の人達にアドバイスをお願いします。

経理Dさん

私の場合は、育児に翻弄され社会から遠ざかっていく自分が嫌でした。
だから少しでも早く再就職がしたく、いろいろあがきました。
結果としてはこれで良かったと思っています。

これからの人達に伝えるべきことは、求人サイトは結構使えるという事。
プロフィール登録しておけば、「あなたに合った新着求人情報」みたいなメールがドンドン送られてきます。
私は家事や移動中の隙間時間を利用して、携帯でこれらの求人をチェックしてました。

最初はハローワークの求人検索も利用しました。
でも、民間のネット求人サービスにはかなり劣ります。
しかも求人の質も全然違うので、まずは色々な所に登録してみることから始めてみるのが良いと思います。

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