転職経験者に聞いてみた「リクルートエージェントの評価」

有名な転職エージェントの実態を知る為の企画第一段!
座談会本音トーク「リクルートエージェントの評価ってどうなの?」を実施してみました。

座談会参加者のプロフィール

顔 司会役:約20年人材教育市場に関わっている業界のプロ

顔 Aさん:外資系コンサル会社からIT企業へ転職 (30代前半)

顔 Bさん:電子機器大手のライバル企業へ転職 (40代半ば)

顔 Cさん:SIerからネット広告代理店への転職 (20代後半)

顔 Dさん:派遣社員から正社員への転職 (30代後半)

インタビュー開始!

転職希望者の大半は「何かいい仕事があれば転職したい」という曖昧な動機でキャリアコンサルタントを訪問しているそうです。
キャリアコンサルト達が言うには、「その状態で相談に来ていただいて何も問題ない」という事。
ただ漠然とした希望でも構わないので、10年後・20年後のキャリアパスイメージを持っていてくれると、話を具体化させやすいと言います。

外資系コンサル会社から国内IT企業へ転職したAさんの談話

顔Aさん

私は半年前に外資のコンサルティング会社から国内のIT企業へ転職しました。
周囲からは異業種への転職と言われるのですが、仕事の中身はほとんど一緒です。
実は転職前も転職後も、法人向けに物流システムの企画提案営業をしています。

顔司会役

会社の業種は異なるけど職務内容はほぼ同じという点がポイント高いですね。
転職成功者によくあるパターンです。
ところで、Aさんの転職目的は何だったのですか?

顔Aさん

ライフスタイルを考え直した末の決断です。
外資のコンサルは年収は良いけど、とても激務です。
ほぼ毎晩タクシー帰りで、休日も家で仕事をしておかないと成果を出す事が困難でした。
若い頃は仕事へのプライドや世間体もあってそのような生活も苦にならなかったです。
でも、結婚して子供が出来た時に価値観が変わりました。
仕事の為に家族を犠牲にしすぎていると反省したのです。

顔司会役

我が子は可愛いですからね~。
私も30代で仕事に対する考え方が変わったので共感できます。
今は子供と一緒に遊ぶ時間も確保できる職場なのですか?

顔Aさん

はいそうです。
相変わらず平日は忙しいですが・・・
休みの日は完全にオフにして家族との時間に費やしています。

顔司会役

仕事とプライベートを両立されてるとは素晴らしいです。
みなさん頭では考えていても、実際に行動できている人は少数派ですよ。
私も見習わなくてはなりません。

顔Aさん

転職してからは子供との関係だけでなく夫婦仲も良くなりました。
少し前までは離婚という文字もチラついていましたが、いまでは考えられません。
やはり時間的余裕って大事です。

顔司会役

とても満足いく転職をされたようですが、お給料はどうなのですか?
外資系から国内企業への転職だと収入面が気になるのですが・・・
転職したことによる年収への影響はどうだったのですか?

顔Aさん

その点に関しては、エージェントの担当者が本当に良く頑張ってくれました。
その結果、ほんの少しの年収ダウンですみました。
年収ダウンはしましたが、以前は休日返上で働いていました。
だから、時給ベースで考えたら現在の方が給料高いと思います。

顔司会役

それは良かったですね。
ちなみに他にもエージェント担当者の助言が役に立ったと感じた事はありますか?

顔Aさん

一言で言ってしまうとプランニング力に優れた方でした。
最初の面談で私の将来キャリア設計を想定してくれました。
そして、その夢を実現させる為の転職先候補リストを提出してくれた事にビックリしました。
その後の転職アドバイス全体もそのようなペースで進んだので、信頼して物事を頼める関係を構築できたのが大きかったです。

顔司会役

リクルートエージェント以外の人材紹介所は利用しなかったのですか?

顔Aさん

最初は手当たり次第5社の転職エージェントに登録しました。
でも最初の面談でリクルートの担当者は他と違うと直感したので、それ以降は1本に絞りました。

顔司会役

最後にこれから転職する人に対するアドバイスはありますか?

顔Aさん

私の場合は「転職」=「生き方の変化」でした。
それこそ「俺って何の為に生きているんだろうか?」と哲学していた時期もありました。
たどり着いた答えは、年齢や環境が変われば生きている意味も変わるという事。

だから「今のベストは何だろう」という問いかけだけでも良いのだと思います。
あくまでも「今」だから、「5年後・10年後」は変わっていて当たり前。
将来価値観が変わったら、未来の環境に適合した生き方を探せば良いと考えています。

この回答が見つかってから気が楽になり、急にやりたい事がたくさん出てきました。
転職活動においては、このような会話を楽しめる仲間が必要だと思います。

私の場合はラッキーな事に、エージェントの担当者が話し相手になってくれました。



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