キャリアコンサルタントへの相談前に準備しておくべきこと

①いままでの職歴をまとめておく

年間数百人の転職希望者と面談を重ねている経験豊富なキャリアコンサルタントは、面談開始後3分程度でその人の転職活動が上手くいくか苦労するかが分かるそうです。
特に自分の事をしっかりと相手に伝えられない人は、転職には向かないと言います。
ただ、これは事前準備と訓練で改善できるものです。
せめて事前準備だけはしっかりしていきましょう。

②今後の志向性を伝える

転職希望者の大半は「何かいい仕事があれば転職したい」という曖昧な動機でキャリアコンサルタントを訪問しているそうです。
キャリアコンサルト達が言うには、「その状態で相談に来ていただいて何も問題ない」という事。
ただ、10年後・20年後の漠然としたキャリアパスに関する希望があると、話を具体化させやすいと言います。

③ネガティブな転職理由も隠さず伝える

転職エージェントに登録すると、どうしても前職に近い仕事を勧められがちです。
その理由は前職と似た業容であれば転職しやすいからです。
ただ単に環境を変えたいというのであれば、このやり方で問題ないのですが・・・
もっと本質的な解決をしたい場合には、次の職場では絶対にやりたくない事を先に伝えておいた方がいいです。
ネガティブな事を他人にいう事を躊躇する人もいるようですが、本音を伝えなければ良い求人には出会えません。
コンサルタントを信じて、ネガティブな転職理由も伝えてみましょう。

以上の事に気を付けて転職エージェントのコンサルタントに相談する事をおススメします。
あと最後に、いくらプロフェッショナルなキャリアコンサルタントでも人です。
相性が合わなければ相談も進まないので、複数のエージェントを利用してバランスをとってみる事も大事です。


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