中高年を積極採用する業界の内情を知ろう

【介護業界】
介護業界の給料は安いから転職先候補から外すという考えは改めるべき
【ドライバー】
タクシー運転手は儲かるのか? 歩合給次第では平均年収を超える
【不動産業界】
不動産営業のきつい仕事(ノルマ)と給料のバランスを考える
【マンション管理】
マンション管理人の正社員求人に関する考察
【葬儀業界】
隠れた成長産業である葬儀屋 葬祭ディレクターの求人と仕事内容に迫る
【独立開業】
失敗する確率が高い中高年者のフランチャイズ加盟

異業種へ目を向けて、転職活動の幅を広げよう

中高年向け求人が多いのは、介護・不動産・タクシー乗務員・葬儀セレモニー産業など。
成熟社会となった日本ではサービス産業が成長分野となりますよ。
40代になってから異業種への転職は不安だと思いますが、成長分野に目を向ける事は避けて通れないと考えたほうが良いでしょう。

転職先が決まらない3大理由

■賃金の不一致
希望年収と現実との差にギャップがあり、就職先を決められない中高年者は多い。
特に住宅ローンを抱えていたり、子供の教育費が大きなウェイトを占めている家庭ではなおさらだ。
たしかに分かる。
でもこれから先の長い人生を考えたら、生活コストを下げる努力は必須。
「年収<生活費」の状態ではいずれ行き詰ります。
今後稼げる金額を元に生活を再設定するように家族会議の場を持つ事を推奨します。

■休暇の不一致
求人は製造業からサービス産業へと切り替わっているという現実があります。
そこで問題となるのは、お休みの日。
いままで土日祝祭日が休みだった人が、平日休みに切り替わります。
その事に抵抗感がある人も多いようですが、頭の切り換えをしてみる事をすすめます。

■スキルの不一致
企業が求める人物像は近年ハイスペック化しています。
しかもそのスキルは短期間で流行り廃りがあるのです。
これでは良い条件で再就職できるか否かは、本人の努力というより運の要素が大きくなってしまいます。
だから中高年者はスキルの土俵で戦うのではなく、豊富な経験値(交渉力・折衝力・調整能力)をアピールして勝負していく方が有利な結果をもたらすでしょう。

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