40代以上の仕事探しは異業種を視野に入れる

異業種への転職がそう簡単ではない事は薄々気が付いているはず。
でもチャレンジするしかもう道はない。
その為にはマインドリセットする事が本当に大事。

中高年をとりまく転職市場の問題点

40代以降の中高年をとりまく転職市場は下記のような問題を抱えています。

  1. 20年前に入社した会社が今は衰退産業に変わってしまった
  2. 将来不安を感じて自発的に動こうとする人と、早期退職勧告でやむなく転職活動をする人が増加
  3. つまり同業界の人達が大量に転職活動をしている
  4. 数少ない求人に似たようなスペックの人が大量に応募
  5. 企業側としてみれば、それほど待遇をよくしなくても人が集まる
  6. その結果、転職しても前職より待遇が落ちるという悪循環

成長分野の異業種に転職するとどうなる?

成長分野の異業種に転職しても、大多数の人はやっぱり年収ダウンです。

例え20年のキャリアがあったとしても、未経験分野へ転職するのですから新人。
新人にいきなり高給を約束する会社はない。

かといって衰退産業で時代の流れに逆らって頑張り続けるのは本当にシンドイです。
個人的にメチャクチャ頑張っても、業界全体が不景気なら報われません。

最悪なのは、退職金カット・企業年金の廃止。
60代になってからこの事実を告げられると、将来設計が完全に崩壊します。

ここまで読んでいただいた人は、心が折れそうになってません?
大丈夫かな・・・
一休みしてください。

努力すれば報われるのが成長産業の特徴

成功者

その一方で成長産業であれば、余計な心配事を極力排除することが可能。
産業全体が大きくなれば、会社&個人もその恩恵を必ず受けれるはずだから。

現時点では小さな事業所であっても、業務拡大すれば出世のチャンスも出てきます。
そうなれば給料だって上がっていくでしょう。

異業種への転職を考えている人は、時間軸を10年先に動かしてみよう。
「現在価値ではなく10年後にどうなっているか?」という事を予測するのです。

10年間頑張り続けた結果、「自分は大丈夫だ」と心に強い安心感を持つ事が出来るかどうか?
しっかりと考えれば、目先の年収など気にならなくなるはず。

どうやって異業種の仕事を見つけるか?

まずは求人サイトにプロフィール登録しましょう。
プロフィール登録して「あなたにおススメの求人情報」なるメールを受け取るのです。

出来る事なら間口を広げた方が良いので、複数の求人サイトに手当たり次第登録すべきです。
求められる情報はどこも一緒なので、1社登録したら他の会社へもコピペできるようにメモ帳でデータ保存しておくと便利。

そして気になる求人にまずは応募してみる事。
入社する気がなくてもいいのです。

どのような可能性があるのか調査する目的で構いません。
あれこれ悩んでいるより、担当者から直接話を聞くという姿勢が大事。

先方へは失礼に当たらないように、未経験分野なので最終判断まで時間がかかる事は事前に伝えておきましょう。
それが原因で不採用となるのであれば、それまでのご縁。

このように割り切って行動量を増やす事で、心の壁を取り払う事が出来るようになるのです。

【参考ページ】

求人チェック
求人サイト比較 -スカウトメール機能やタスク管理機能を比較-

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