社会人2年目の転職理由
社会人2年目は、学生時代に抱いていた理想とする社会人のイメージと、現実とのギャップに悩まされる年齢です。
2年目で前の会社に見切りをつけて転職した人達の転職理由をあげてみました。
- 仕事に興味が持てなかった
- 納得のいかない部署に配属された
- キャリアを積めるような仕事をさせて貰えない
- 入社前の期待と現実のギャップに悩んでいる
- 仕事が超多忙で毎日深夜残業
- 職場の雰囲気が悪い
- 会社の将来性がない
個々人の置かれた環境によって、様々な転職理由があるようですが・・・
ネガティブな理由よりポジティブな理由が多かったというのが印象的です。
最も多かった理由は、「今の会社にいてもキャリア形成に結びつかない」という長期的視野を見据えたモノ。
20代で転職する時に注意すべき点は3つある
- 社会の構図をもっと知る
世の中には、○○業種の○○職種の年収は○○○万円という相場があります。
例えば、マスコミ関連の年収は高くて、飲食関連の年収は低いというのは有名ですね。
このように本人の実力とは関係なく、選択した業種や職種によってヒエラルキーがあるのは事実です。
まずはこの事実を知ったうえで、自分にとって最適なポジションを探しましょう。 - 「収入」と「仕事内容」のバランスを考える
労働量(=ストレス負荷度)と報酬は、大抵の職場で比例するモノです。
20代は外資系で頑張っていたけど、30代でしんどくなって日本企業へ転職するというのは良く聞く話です。
社会人人生は長いので、生涯獲得賃金を考える事が必要です。 - 肉体労働(=事務作業)から頭脳労働へシフトする
肉体労働というとブルーカラー(工場勤務の労働者)をイメージしがちですが、大卒ホワイトカラーの大半も実態はひたすら事務作業をこなすだけの肉体労働者です。
これからの時代は肉体労働者の仕事は、どんどんマニュアル化され単調化していきます。
そのような仕事に従事している人達の収入上昇は見込めず、仕事も面白くないモノになっていきます。
40代や50代でどのような仕事をしたいかをイメージして、その為に今どのような職業を選択しておくべきかを考えてみてください。
以上、転職する前に注意すべきポイントを述べました。
しかし、これらの事を自分自身や自分の交友関係だけで解決するのは困難です。
視野を広げる為には、適切な転職アドバイザー(相談相手)を持つ事が必要です。
一番良い方法は、転職支援会社に登録して転職相談をしてみる事です。
3~4社の転職エージェントに登録してみて、一番話の分かるアドバイザーに頼ってみる事がおススメです。
それが第2新卒としてやり直すベストな選択肢と言えるでしょう。