進化し続ける転職支援サービス
社会ニーズが高度化・複雑化している現代社会において、就業チャンスは広がっています。
ただ、自力であなたに適切な仕事（=適職）を探すことは困難です。
あなたの力を最大限活かせる職場を見つける為には、これらの転職支援サービスを使いこなす必要があるでしょう。
人材支援サービス活用法
転職する時の情報源＆キャリアの相談役として欠かせないのが転職エージェントです。
中小企業も合わせると、転職支援会社は100社以上もあるので、どこに登録したら良いか悩みますよね。
次のページでは、転職経験者による口コミ情報や評判を確認して、人気ランキングを作成しています。
求人サイト活用法
転職エージェントで扱う求人は非公開で匿名性が基本。それに対して、求人サイトの案件はオープンです。
だから好条件の人気企業へ書類応募が殺到しがち。当然、競争倍率も高くなってしまいます。
それでも、求人サイトの機能を上手に使う事によって、他候補者より有利に面談に進む事が可能です。
転職エージェントのビジネスモデル
転職エージェントには主に２種類あります。
・１つ目はエグゼクティブサーチ事業
いわゆるヘッドハンティングであり、企業から依頼された特定スキルの人材を探す仕事です。
・２つ目は人材登録型のマッチング事業
みなさん一般的に馴染みのある大手の人材支援会社がこのタイプに該当します。
求人案件と登録者のプロフィールをデジタルマッチングさせて候補者を絞り込むのが最近の主流です。
この業界への理解を深める為の小ネタとして、転職業界の裏事情をお話ししてしまいましょう。
転職エージェントの収益は、求人先企業から受け取る紹介手数料で成り立っています。
紹介手数料の相場は、転職者の年収の約３０％となっているのが通例。
つまり、年収600万円の人が転職したら、600万×30％＝180万円が転職支援会社の成功報酬となります。
実はこのような仕組みが確立している業界なのです。
だから、転職希望者は一切費用を払うことなく、職務経歴書の作成支援や面接の事前準備といった手厚いサービスを受ける事が出来るのです。
ただここで気が付いて欲しい大事なことは、転職エージェントは民間企業であり営利を追求している組織だという事。
だから、市場価値が高い人材には手厚いフォロー体制を作り、そうでない人にはそれなりの対応・・・というのが現実です。
ネット上の口コミやQ＆Aサイトを見ていると、そこのビジネス感覚がすっぽり抜けている人は多いようです。
「エージェントに申し込んだのに対応が悪い」とか「放置されている」等と愚痴ってもダメなのです。
しっかりと自分の胸に手を当てて、自分の市場価値が高いのか低いのかを自己判断しておきましょう。
それを理解したうえで、転職エージェントを最大限活用するノウハウをこのサイトではお伝えいたします。
右脳的アプローチを使える人は強い
転職活動を始める時の心構えとしてお伝えしたいのは、どうか転職活動を楽しんでください。
「人生の一大決心をしようとしているのに、楽しんでいられるか！」と怒られそうですが・・・
仕事探しは人としての生きがいの追求でもあります。
ガチガチ理論に凝り固まった左脳的なアプローチだけでは、見えていない事がたくさんあるものです。
是非、ちょっとした遊び心や冒険心も取り入れて、右脳的アプローチも使ってみる事がおススメです。